経済学の行く末

経済学の行く末 · 09日 10月 2021
ケインズ・ティンバーゲン論争とその後の展開   2021.10.09 ・ケインズについて知らない人はいないだろう。ティンバーゲンはオランダ生まれの計量経済学者で、1969年にノーベル賞を受賞。 ・ティンバーゲンが国際連盟から委託を受け「景気循環論の統計的検証」を公刊したのは1939年だった。これは世界最初のマクロ計量モデルといわれている。...
経済学の行く末 · 28日 2月 2021
インフレに対するサマーズの警告 2021.02.27 ・アメリカのバイデン政権はコロナショックの経済対策として、大幅な景気刺激策を打ち出した(2021年2月27日下院可決)。これに対して、ハーバード大学のサマーズが、この救済策はインフレを招きかねないとして、強く批判した。彼はクリントン政権時代に財務長官を務めたことで知られる。 ・サーマーズの批判は以下の通り。...
経済学の行く末 · 24日 1月 2021
プログラミングの進化と経済予測 ・最近のネーチャー誌を読んでいたら面白い記事にぶつかった。そのタイトルは、「科学を変えた10のコンピュータ・コード」である。 ・科学の発展にコンピュータがどのような役割を果たしてきたかを、いくつかの画期的なプログラム・コードを軸として論じている。...
経済学の行く末 · 03日 11月 2019
時代遅れの政府経済見通し   2019.11.03 ・毎年初頭に政府が経済見通しを発表するが、閣議決定とはいえ、それを元に経済行動する経済主体はまず居ないだろう。 ・それはこうした見通しが時代にそぐわないことが徐々に理解されてきているからだ。...
経済学の行く末 · 29日 6月 2019
ハーバード大学経済学部の人気授業とビッグデータ 2019.06.29 ・IT時代の情報誌ギガジンを読んでいたら、ハーバード大学経済学部での「ビッグデータを用いて経済社会問題を解決する」という講義が人気を呼んでいるという記事が目についた。しかもこの授業の主催者は29歳で同大学の終身雇用権を得たラジ・チェッティ教授(インド出身)だという。...
経済学の行く末 · 09日 6月 2019
GDPに占める労働シェアの低下に関して 2019.06.09 ・最近シンクタンクのマッキンゼー・グローバル・インスティテュートが「アメリカにおける所得に占める労働シェアの低下に関する新知見」と題するを発表した。...
経済学の行く末 · 01日 6月 2019
「データは騙る」を読む   2019.06.01 ・AI分野で、データをどう処理しているかに興味があったので、本書を読んでみた。著者はエコノミストで内容もまともだ。おそらくこのタイトルで損をしているのではないか。むしろタイトルを、”データ分析にだまされない法”とでもした方が良かったかもしれない。...
経済学の行く末 · 02日 2月 2019
ナイトの不確実性の内容  2019.02.02  前に書いたブログ(経済学における歴史の位置づけ、2019.01.12)でフランク・ナイトの不確実性について触れたところ、ナイトの言うエスティメーツ(確率分布などで説明できない本来の不確実性)はどのようなものか、と質問を受けた。この点に関して触れてみたい。...
経済学の行く末 · 12日 1月 2019
経済学における歴史の位置づけ  2019.01.12  ・前回のブログ(「歴史の進歩と個人の役割」)を書いたら、ある人から、「では経済学では歴史をどう扱っているのか」という質問を受けた。この点に触れておきたい。...
経済学の行く末 · 11日 8月 2018
金融危機時の、日銀政策委員会・金融政策決定会合議事録を読む 2018.08.11 ・2008年の金融危機から10年経ち、当時の日銀の政策決定会合の議事録が公開された。知人からそのことを教えられ、早速読んでみたが、はっきり言って気が重くなった。...

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