日本経済ビッグプッシュの必要性 2023.05.07 ・まず国会質問の内容から、 「総理大臣をはじめとして、閣僚全体が現在の日本の内外情勢を認識して国政を改革する熱意もなければ、気迫もない。ただ目の前にある仕事をこなすだけで日々を過ごしている。こうした政治のゆるみが今の問題を生じたのである」...
リニア新幹線について 2023.03.25 ・最近、森功氏の「国商」を読んで気になることがあった。この本は、安倍・菅両政権で大きな影響力を与えたJR東海社長の葛西敬之氏(1940-2022)を対象としている。...
太平洋戦争:南部仏印進駐の意味 2023.03.05 ・最近の日本の現状をみるにつけ、太平洋戦争の失敗からから学ぶところが多いのではないかと感じている。 ・最初に半藤一利氏(歴史探偵を自称)の”予言”から。...
児玉源太郎にみるリーダーシップ 2023.02.18 ・昨今の日本指導者のリーダシップ欠如を見ると、つい児玉源太郎(1852-1906)のことを思い出してしまう。...
気になる日本の財政事情 2023.02.11 ・気になるグラフがある。図は日本の国債発行額の対名目GDP比の動きを追ったものだ。その値は2020年には48%に達している。つまり名目GDPの約半分に当たる国債をこの年に発行している。...
サイバーテロと海底ケーブルの脆弱性 2022.11.12 ・ウクライナ戦は、まだ先が見えない。そうした矢先、気になるニュースをフィナンシャルタイムズ紙で読んだ。 ・それは、「プーチンは海底ケーブルが西欧のアキレス腱であることを知っている」と題するもので、著者は英国国防省の高官(退役)だ。 ・彼は次のように述べる。 ...
日銀の将来 2022.11.05 ・大幅な円安を迎え、日銀が転換を迫られる時期が近付いている。 ・すでに半年前、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のウォン記者は、「金融市場は急激な円安とインフレ加速により、日銀がいずれ『降伏』を迫られると読んでいる」と述べたが、まさにその時期が迫っている。...
久しぶりの海外出張 2022.10.15 ・所用があり、久しぶりにハワイに行ってきた。コロナ禍があったため、約2年ぶりの海外出張だ。 ・出発した羽田空港は、旅行客も少なく空いていた。しかし現地では、マスク姿も少なく、あまりコロナ禍の影響は感じられなかった。以下今回の旅で感じたことをまとめておく。...
大組織における”仕事師”と”政治屋” 2022.09.18 ・誰かに聞いたのだが、大組織には”仕事師”と”政治屋”がいるらしい。 ・”仕事師”は、周りの感情や組織内政治などを忖度せずに、その組織にとって必要なことをどんどん進めていく。これに対して”政治屋”は、組織内政治にうまく立ち回ることを目的として、仕事の成果は二の次になる。...
中国の人口動態 2022.09.03 ・中国の人口動態はどうなるだろうか。 ・中国の専門家も、中国の人口ピークが間もなく訪れることを認識しているようだ。中国の国家衛生保健委員会は2023年から2025年ごろにピークに達するとしている。他の専門家はピークの訪れるのはもっと早いとみている。...