e予測ENE/CO2シミュレータ

本ページでは、e予測シリーズのうちエネルギー・CO2シミュレータ(e予測ENE/CO2シミュレータ)についての情報を掲載しています。



1-1. e予測エネ・環境シミュレータとは何か

  2019年07月 発売

 ・このソフトは、2040年までの日本マクロ経済、産業構造、エネルギー需給ならびにCO2排出量を計算するものです。したがってマクロモデル、産業構造モデル、エネルギー需給モデルの3つが連結して動くようになっています。


 ・これまで経産省や環境省の発表するエネルギー見通しやCO2排出量の計算は、マクロ経済(例:成長率、原油価格など)や産業構造(例:粗鋼生産量、業務用床面積)などに簡単な想定を置き、そのうえで精密なエネルギー・環境モデルを動かして、省エネ政策やCO2抑制策を検討するものでした。


 ・しかし21世紀に入っても日本経済の低迷は続き、他方でこれまで花形だった日本の大企業が、倒産したり、もしくは外資のものになったりしています。これは日本経済が高齢化の影響を受け、さらに急速に進みつつあるIT革新の波を乗り切れていないために生じていることです。


 ・こうした状況でエネルギー環境問題を考えるには、マクロ経済の変化や産業構造の変化を踏まえたエネルギー需給の算定が必要になってきます。たとえば原油価格が変動すれば、マクロ経済にインパクトがあるだけでなく、エネルギー需給にも大きな影響が及びます。また鉄鋼や化学など重厚長大産業の空洞化は、産業用エネルギー需要の行方を大きく左右します。


 ・本ソフトは、こうしたマクロ経済の変化や産業構造の転換とエネルギー需給を同時に計算する仕組みになっており、この意味で、従来型のエネルギー・環境モデルと一線を画します。 

 

 ・このソフトを利用することで、これからますます難しさを加える日本のエネルギー環境問題解決に、さまざまな可能性を開くことができれば、ソフト開発者としてこれ以上の喜びはありません。
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(参考)
室田泰弘、「日本経済を対象とする2040年 CO2排出量計算ソフトの開発---“反事実的試算”の可能性」、エネルギー資源、2019年7月号、電子ジャーナル版に収録。


1-2. e予測エネ・環境シミュレータの特色

 ・本ソフトは、エネルギー環境問題に興味のあるすべての人が利用可能できることを目指しています。
  したがって以下のような特色を持ちます。
 
 ・総合性:これは上にも述べたことですが、マクロモデル、産業構造モデル、エネルギー需給モデル
      が組み合わされ、同時に解くことができる仕組みとなっています。

 ・高速性:IT革新はコンピュータ・パワーを大幅に強めました。
      本ソフトはこれをフル活用することにより、計算の高速化を図っています。

アクセス容易性:本ソフトは基本的に誰でもが利用可能です。
    ウィンドウズ環境(Windows10)のパソコンがあれば、
    だれでも使えます。そして自分なりの解を模索してみてください。
    マイクロソフト・オフィスがユーザのパソコンに入っていれば、計算結果をエクセルや
    パワーポイントで見ることが可能です(オフィス2013,2016に限ります、
            オフィス365には対応していません)。


1-3. e予測エネ・環境シミュレータのモデル構造

ダウンロード
e予測ENEbyCO2シミュレータ(ver1.0.0) モデル変数一覧表及びモデル構造
このアプリで利用した各種モデルの変数一覧表及びモデル構造について掲載してあります。
e予測ENEbyCO2_v1_変数一覧_モデル構造_20190626.pdf
PDFファイル 617.9 KB

1-4. e予測エネ・環境シミュレータの製品構成

 ・FREE版とPRO版が用意されています。
 
 ・FREE版はいわゆるお試し版で、無料で利用できます。ユーザは実際に使って見ることにより、その内容を理解し、それが自分にとって役立つかどうか検討することができます。ただしPRO版と異なり機能が一部制限されています。

 ・PRO版は、本ソフトを本格使用するためのもので、計算にあたって各種想定をフルに変えること、計算結果をコピーすることができます。

 ・利用マニュアルはPDF版がソフトに同梱されています。それを参照して下さい。
 

主な機能別でみたe予測エネ・環境シミュレータの比較表

主な機能
  • FREE版
  •  PRO版
計算
計算結果の表示
計算結果のコピー ×
外生変数の設定 △ ※1
自動作成レポート出力  ※2
マニュアル(PDF)の表

※1:FREE版では、マクロモデルでは原油価格など、エネルギーモデルでは原子力想定などが
   デフォールト値で与えられ、ユーザーが変更出来ません。

※2:FREE版ではマクロモデルの自動作成レポート出力のみ可能です。


1-5. e予測エネ・環境シミュレータの製品価格

PRO版製品価格は以下の通りです。

  • 大学・NPO※向け:3.5万円(税抜) ご注文段階で、所属機関名等を明記する箇所がございます。 
    ※特定非営利活動法人として登録された団体に限ります。
  • その他向け:15万円(税抜)

1-6. e予測エネ・環境シミュレータのご提供形式

FREE版、PRO版共に原則ダウンロード形式でのご提供となります。

ただしPRO版については、CD-R形式でのご提供も可能です。

ご希望の場合には、お申し込みの際、その旨ご記入下さい(諸経費として、別途3,000円にて申し受けます)。

1-7. e予測エネ・環境シミュレータのお申し込み

FREE版、PRO版のお申込みはこちらのページとなります。


2.e予測ENE/CO2シミュレーションの結果公開

2019年02日02日公表

ENE/CO2シミュレーターを使った最新結果を公開します。

本資料は、2019年1月29日エネルギー資源学会発表の「2040年の日本経済とCO2排出量ー反事実的試算の可能性」の内容となります。