AI時代の勉強法
2026.03.14
・世の中はAI時代と言われる。学生の勉強方法もそれに伴って変わってくる。最近の若い人はAIを使って実に効率的な勉強法を試みている。以下はその一例。
*AI(ChatGPTなど)をローカルに落とす。
*関連する参考書を集め、それをすべてPDF化する(いわゆる自炊)。
*作成したPDFを使ってローカルに落としたAIを学習させる。
*これで準備完了。何か質問(例①:***章が試験範囲のとき、どのような問題を作りますか、例②:その答えを出してください)を与え、その内容を覚えておく。これで試験はバッチリ。
・これを見ていて思い出したのは、昔からある話だが、先生用のアンチョコがあることだ。つまり教科書会社は先生用に授業のやり方、宿題の例、試験問題の例などを整理したアンチョコを作っており、先生はそれを参考にしながら授業や試験の出題を行っている。なぜそれを知っているかというと、かっては神田の**堂にそれが売られていたからだ(筆者も入手したことがある。ただしすぐに販売中止になった)。今回のAIはこの先生のアンチョコをさらに高度化した存在になっている。これさえあれば、授業の理解も試験もすべてうまくいく。
・こうしてみると、これから学校の先生が目指すべき課題は大きい。単に毎年同じことをテープレコーダーのごとく繰り返し、生徒が聞いているといないとにかかわらず、教科書を棒読みするような先生は早晩いらなくなる。こうしたことは、AIの方が優れているからだ。
・他方で、生徒が一番わかりやすい形で大事なポイントを教え、かれらに寄り添う先生は、当然のことながら生き残るだろう。AIはそうした篩(ふるい)になりそうだ。AIが失業を増やすという議論がある。その変化はこうしたところから始まっているようだ。
