2025シミュレータ:企業動向パート詳細

ここでは企業動向パートについて詳細な説明を行う。

 

まず、企業動向パートがなぜ日本経済の将来を見るのに必要なのかを「失われた25年」の原因について分析することで考えてみる。

失われた25年

 

  • 1990年代から日本経済は経済低迷に陥り、これは現在も続いている(「失われた25年」)。
  • 1992年の日本の名目GDPは490兆円、2015年では500兆円と、この間わずか1.02倍でしか推移していない。
  • この間、アメリカの名目GDPは6.5兆ドル(1992年)から17.9兆ドル(2015年)と2.8倍に増えている。アメリカに比べ、日本経済の低迷がより鮮明となっている。
  • なぜこの間、日米で名目GDPの推移がこれほど異なっているのだろうか。
  • 原因として考えられるのは、上の図で明らかなように、日本企業が結果的にマクロGDPの低迷をもたらした可能性だ。よく言われる人口構成の高齢化は、この低迷とほとんど関係がない(下図参照)。
 
  • これまで見たように、日本経済の将来を見るに際して、決定的に重要になるのが、生産面を担う日本企業の動向(投資戦略、市場戦略)である。

企業動向パート

  • 本アプリの企業動向パートでは、これまで見てきた「失われた25年」の原因を明らかにし日本経済の成長の可能性を探るため、以下の方法を採用した。
  • 企業動向の将来を見通すに際して、全産業を17業種に分けて世界の典型的なグローバル企業と日本企業の業績比較を行っている。
  • 具体的には、各社の2015年度アニュアル・レポートと損益計算表に基づいて、売上、利益、販売先等を比較している。
  • 以下の図からも分かるように、鍵はIT化、グローバル化、そしてブランド化である。
    日本企業の動向について、この3つのキーワードを検証することで、今後の成長の可能性が見えてくる。
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